【第95期講座】2006年01月-2006年06月

中丸 薫の講座リポート


中丸薫氏は世界160数カ国を歴訪し、各国の国王や大統領をはじめとする政府の要人と会談し、世界がどのように動いているのかを眼前にして大きな衝撃を受けたそうである。そして世界で起こる出来事の背景には、政治・経済を支配しようとする一部の人々の陰謀や謀略がうずまいていることを知ったという。

1976年に中丸氏は霊的な光の体験をする。これにより人間は何のために生きるかという根本的な使命を悟ることで、マスメディアでの活動を停止して世界平和のための財団を設立し活動を展開してきたとのことである。

中丸氏から語られる世界の動きは、これまで私たちが見聞きしてきたものとは違う視点からのもので、にわかに信じられないようなこともあった。その内容については中丸氏の著書をみていただくほかはないが、今後の日本と世界の動きに注目することはいずれにしても重要であることは間違いない。あふれる情報の洪水の中から、私たちがその真偽を見る目を養い、真実の生き方につながる選択をすべきであろう。

最後に中丸氏は、日本や世界が激動の時代を迎えている現在、いかに生きるべきかが問題になると語っておられた。世界の平和や幸福を願う心を大切にしながら、私という存在から未来への一歩を踏み出すことが大切であると思う。
 【ひとりごと】
アメリカは戦略の国であり、明確に世界戦略をもって動いている。日本には国家としての戦略が不透明で、欧米や中国などの戦略に振り回されるといった印象が強い。国際情勢をテーマにした講演会でいつも感じることは、日本という国家のビジョンと目指すゴールはどこにあるのかということだ。増税問題や景気対策等の問題にしても、日本のあるべき姿が明確にあった上での議論であればもっとわかりやすいに違いない。何よりも判断の基準となる国家のスタンダードスケールが第一に示されるべきであろう。

現代社会の裏側で何が起こっているのか、私たちには伝わってこないことも多い。しかしこれから日本が独自のよりよい文化を世界に示すことができ、私たちが誇りをもって生きることができるような国づくり、未来づくりに向かってゆきたいものである。

本リポートはTCC会員様の特典となっておりますので、転送・配布等はご遠慮ください。

2006年4月7日発行  NPO法人ザ・シチズンズ・カレッジ